Minervois 2005 [ラングドッグ・ルーション]
2007-11-26
先日、ミネルヴォアの2005年を飲んだ。
造り手は Domaine Tour Boisee。
18世紀から続く自然派の生産者としてミネルヴォアを代表する存在。テロワールやブトウが本来持つ力をそのまま活かす為に、ブドウ栽培は「リュット・レゾネ」、醸造は「セミ・マセラシオン・カルボニック」(果皮と果汁のスキンコンタクトを増やし上質のタンニンを抽出する醸造法)を採用しているとのこと。驚くことに、ブドウの房は除梗をせずに丸ごと発酵したり、ルモンタージュをしないなどの方法で造っているらしい。
コルビエールと近く、内陸に位置する産地のAOCワイン。完熟ブドウの甘さとパワーを持つ期待通りのおいしい赤だった。果実味がとっても豊か!きれいなガーネット色でさわやかさと、コク+複雑さも併せ持つ楽しめるワイン~~~やはりグルナッシュ系が好みなのだな、、と改めて確認。・・・・で、この日の料理は、何だったっけ???忘れてしまった~
Minervois 2005 Domaine Tour Boisee
グルナッシュ60%、カリニャン20%、サンソー20%
近所のワイン屋にて 1,400円(税込み) ☆☆☆☆
(「コストパフォーマンス最高♪買い占めるべし!!」by夫)
※この記事は、以前楽天ブログで公開していたものをそのまま載せています。
Jean-Claude Mas Chardonnay 2006 VdP D'OC [ラングドッグ・ルーション]
2007-11-25
ジャン・クロード・マス シャルドネ2006を飲んだ。
Les Domaines Paul Mas の造る、VIN DE PAYS だが、酸もしっかりとありつつふっくらまろやかで、重すぎることもないすっきりフルーティーな、好きなタイプのシャルドネ。
100%樽熟成で、新樽比率が60%と高いそうだが、軽やかであまり樽を感じなかった。柑橘系のフルーティーさがより際立っていると思う。
いつもは美味しくいただけるこのワイン。
今回は、合わせた料理が悪かった シャルドネにクリーム系なら だと思ったのに・・・・
コーンクリームシチューに、白&ブラウンマッシュルームをタップリ入れて合わせてみたら、何コレっ!??? ワインのまろやかさが台無し。酸味と苦味だけが後口に残る、薄っぺら~いシャルドネになってしまった。何でどうして・・・・????
市販のルーだから?たまねぎが多すぎた?・・・・それとも今日の体調が悪かったから?(←でも、夫もこのミスマッチに絶句していたから、この線はまずない)
マッシュルームのせいだとは思えないし、、、とひとつひとつ潰していくと、コーンに行き当たった。コーンの甘みと茎っぽい風味が犯人!と目星をつけ、さらに考えてみる。。。。
コーンフレーク、トルティーヤ(具無し皮だけ)、とんがりコーン、コーンポタージュ、ポップコーン、焼きもろこし、バターコーン、、etc。コーンで連想するものはこんな感じだけど、やっぱり、ワインが飲みたい気分にはならないかも。コーンが主体の料理とはNGということで、今後気を付けようと思った。
残りのワイン(ほとんど!)は、翌日、豚トロのあぶりと共に、おいしく頂きました~
Jean-Claude Mas Chardonnay 2006 VdP D'OC /ELEVE EN BARRIQUE(オーク樽を用いて醸造)
Alc13.5% ☆☆☆
近所のワイン屋で購入 1,200円前後
※この記事は、以前楽天ブログで公開していたものをそのまま載せています。
Saumur Champigny V.V. 2002 [ロワール]
2007-11-18
ソミュール シャンピニ V.V 2002 を飲んだ。
造り手は、シャトー ド ヴィルヌーヴ。
ロワール地方は風光明媚な風景でも有名だそうだが、その中でも美しい街の1つに挙げられるソミュールの近くの、ロワール河を見渡せる最高の場所に構えられている評価の高いシャトーらしい。
以前、Chinonを飲んで、カベルネフラン100%ってくせはあるが、意外に料理にも合わせやすそうだし、好きだなぁと思ったので、試してみた一本。
CF特徴の植物っぽさはもちろんあり、ふくよかさあり、ほどよい酸とタンニンのバランスがなんとも素晴らしかった。このやさしさは、Vieilles Vignes(ヴィエイユ・ヴィーニュ)だからかな?V.V.は、良い年にしか造られないそう。
ジャムのような濃縮感たっぷりのとてもチャーミングな美味しい赤だった。
特有の風味の土っぽさは、ごぼうやレンコンなどの根のものを連想させる。根菜類を使った和食にもぴったり合いそう!・・・でも、この日は、ピザと。あまりチーズィーだと重たくなりそうだが、手作りトマトソースとの相性は悪くなかったかも。
急いで買い足そうとネット検索してみたものの、どこも「完売」。。。残念~~~
コスパも最高で、とても好みの一本を見つけて、かなりシアワセ~
Saumur Champigny V.V. 2002 Ch.de Villeneuve 2,079円(税込み)
ネットショップ“ez-Wine”にて購入 ☆☆☆☆☆ カベルネフラン100%
(「2千円ちょっとのワインかな?でも美味い!」by夫)
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LE HAUT-MEDOC DE GISCOURS 2000 [ボルドー]
2007-11-17
ル・オー・メドック・ド・ジスクール 2000 を飲んだ。
先日、友人達とのBBQ用に持参した中で、好みを違える皆が揃って美味しい!と言った一本。
白肉であるチキンから始まって、だんだん赤身の牛肉へ、軽→重、お味もシンプル塩コショウ→複雑な手作りタレをからめて、、、と、とてもオトナなBBQだったが、その後半に飲んだ。
ベリー系の果実味がとても豊かで、ふわ~っと優雅な香り高く、しっかりとした味わいの中にやわらかさのある飲みやすい赤だった。酸もタンニンもやさしくて繊細。するする飲めてしまう感じだった。セパージュもCS主体だが、メルロのブレンドも多い分、女性にも男性にも好みにかかわらず飲みやすいのだろう。
マルゴー村の3級シャトーのジスクールがオー・メドック側の畑のブドウから作ったワインとのこと。人気漫画『神の雫』でも絶賛されたワインで、すぐ完売となるらしい。
そう思えば、コストパフォーマンスはよいのかもしれないが、、、。私はエノテカで2,800円(税抜き)で購入したが、ネットでの価格は2,200円台~幅があり、2,000円台前半ならコスパ考えればリピートしたいなぁ~と思った。
LE HAUT-MEDOC DE GISCOURS 2000/2,800円(税抜き)
エノテカネットショップにて ☆☆☆☆
カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ30%、カベルネ・フラン5%
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今日も Corbieres2004 [ラングドッグ・ルーション]
2007-10-27
また今日もコルビエールを飲んだ。
冷凍庫にストックしていたラム肉のしゃぶしゃぶに合わせて。
ラムを半解凍すると思ったよりも特有のにおいが強かったので、大根おろしを添えようとした。、、が、つい先日飲んだコルビエールをイメージしつつ、大根の辛味がワインの果実味や甘みとぶつかってしまうかもと思い、かぶをすってみた。かぶの柔らかい甘み(ニュートラルな甘みという感じ。。)が、ラムの生臭さを消すと共に、コルビエールとの仲介役をしてくれるのでは、、と期待したのだが、これが大正解!!少々のわさびと生醤油をたらしてもワインの風味を邪魔しなかった☆ちょっと感動・・・♪
コルビエールもそうだけど良い造り手のローヌや南仏のワインは、少々体調が悪くても、料理のジャンルもあまり問わず美味しく飲めるから、ついつい買い込んでしまうしすぐ開けてしまう。。価格もお手頃~♪
ネットでは、このコルビエールも『エイジングしても楽しめる~』って書いてあったからまとめ買いしたのに・・・・
今度は、ローヌ北部のシラーたっぷり コート・ロティやコルナスを飲みたいな・・・・
CORBIERES 2004 DOMAINE DE VILLEMAJOU 1,900円 エノテカネットショップにて ☆☆☆☆
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Corbieres 2004 [ラングドッグ・ルーション]
2007-10-26
先日二日間をかけて、コルビエール2004を飲んだ。
セパージュは、カリニャン40%、シラー30%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル10%。
エールフランスビジネスクラス搭載のワインだそう。
グルナッシュのやさしく焦げたような甘さが最初に風味立つ。美味しい好きなワイン。
初日は豚シャブと合わせてみたが、ゴマダレとの相性もOK!
でも、柚子ポン酢とは、シラーのがさがさタンニンが目立ってしまってワインがもったいない感じだった。
翌日は、お魚の煮付けをはじめ、the very 和食と。おしょうゆとの相性も悪くなく美味しく頂く。
香ばしい甘さよりも渋みが出てきた二日目のワインだった。
好きなフランス南部のワインだが、やはり時間と共に変化する複雑性、、といえば、先日のサッシカイアのほうが楽しめたような気がする。フムフム、なるほど、格上のワインをたくさん飲むと私の好みも変わっていくのかもしれないな、、、と思った秋の十三夜。
CORBIERES 2004 DOMAINE DE VILLEMAJOU 1,900円 エノテカネットショップにて ☆☆☆☆
(「3千円くらいのワインかな?」By夫)
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SASSICAIA 2002 [イタリアワイン]
2007-10-19
サッシカイア2002を飲んだ。
2002年はさほど良い年ではないそうだが、何といっても憧れのスーパートスカーナ。
飲み頃はまだ先かもしれないが、友人夫婦と一緒に飲もうと選んだワイン。
はやる気持ちを抑えつつ、お料理にあわせて先ずはAOCブルゴーニュ・ブランで乾杯!!
酸味も柔らかくて、すっきりとしつつエレガントなお味。レモンをたっぷり絞った、蛸とセロリとかぶのマリネには、もうちょっと酸のはっきりしたフレッシュ&フルーティーな、シャブリとかSBの方がよかったかも。。。。
でも、次のグラタンにはぴったり合った!!
次は、南ローヌのCotes Du Rhone 2003。グルナッシュ70%、シラー20%の、とっても果実味豊かで美味しいワイン。口に残るスパイシーさがあって強さも感じる赤。やっぱり南ローヌの赤はおいしいなぁ、と再確認。
味わいとしては、先日飲んだジゴンダス(GIGONDAS2001 Bosquets)の方がより好みかも・・
そして、ついにSASSICAIA
合わせた料理は、牛すね肉の赤ワイン煮。←オーストラリアのシラーズで5時間煮込む。。
グラスへ注ぎながら、、、、アレレッ??? あまり香りがしない!?
グラスに鼻を近づけてみる、突っ込んで(!)みる、、、、香りのボリュームはあまり強くない感じ。ムムッ、、早すぎたかしら??と心配になりつつ、口に含むと、やはり硬い。
そういえば、ゆっくりゆっくり楽しんでください、とお店の人に言われたことを思い出した。
付き合いの長い友人夫婦とは、会話も弾む。揃って大食漢+お酒好きの四人が、飲み、食べ、しゃべる。
だんだんとふわっと香りが広がってきて味わいも厚みのあるものになってきた。
とはいえ、がしがしとしたカベルネらしさはあまりなく、男性陣にはやや物足りなさそう。
全体的にバランスのとれた優しい味わいで、とても上品なワインだと感じた。
想像していたパワフルなワインという印象ではなかったので、若干拍子抜けしたものの、
機会があったらまた飲みたい。
SASSICAIA 2002 14,490円 近所ショップにて。Alc.13.5% ☆☆☆☆
(「半分くらいの値段のワインだなぁ」by夫 ←辛口)
※この記事は、以前楽天ブログで公開していたものをそのまま載せています。
はじめまして!
以前、別の場所でワインブログを少しだけ書いていましたが、今年に入ってほとんど休眠中でした。。。。
その間もワインはたくさん飲んでいたのですが、最近は飲むばっかりで、エチケットの保存はおろか、ボトル撮影もせず、味わいやセパージュなども記憶せず、、、という無為の日々を過ごしていました。。。
昨年、せっかくワインエキスパートの資格を取得したのに、このままでは何もかも忘れてしまいそう!何とかせねば!と一念発起。せめて記録だけでも残しておこうというゆるゆるな意気込みではありますが、再開していきたいと思っております。
どうぞよろしくお付き合い下さい~
(同日付でアップした記事のほとんどは、前ブログから引越しした古いものです。)
by わんこと夫と海辺で暮らすワイン好き はな’s